男性の活力アップにはさまざまな方法があります。
このコンテンツでは、ちょっと意外に感じられる(かもしれない)ポイントを紹介します。
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腸内環境を整えると性活動も活発になる 藤田紘一郎教授
男性の活力アップと聞くと、
・強壮作用のあるものを食べる
・サプリメントを使用する
・筋トレをする
といったことを連想します。
いずれも定番となっており、ある程度年齢を重ねた男性であれば、何かしら一度は意識しているのではないでしょうか。
それでは、これらにもう一つ加えるとするなら、何が思いつくでしょうか?
東京医科歯科大学の藤田紘一郎名誉教授は
腸内環境の改善
を挙げられています。
腸内環境は免疫力やお通じに関わる、という話は聞きますが、性力にも?と意外な印象があります。
藤田教授によると、腸内細菌のバランスは脳、心臓、関節、メンタルまであらゆる身体機能に関わっています。
その中には性活動も含まれていて、腸は「生きる力そのもの」である性力を生み出す基盤なのです。
また、朝立ちが副交感神経刺激で起きるように、腸を健全に保つことで神経系が活性化されると男性器にも良い影響を与えます。
さらには、腸の活動が活発になると各種ホルモンの分泌がスムーズになります。その中には性ホルモンも含まれるため、精力減退を防いでくれます。
腸内環境の良し悪しは、性力にも大いに関わっているのです。
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(補足)毛髪にも腸内環境が関係している
やや話が脱線しますが、藤田教授は毛髪の健康も腸内環境に左右されるとしています。
つまり、
腸内環境が悪くなると薄毛のリスクが増える
のです。
藤田教授は薄毛の主な原因として、活性酸素を挙げています。活性酸素は毛母細胞にダメージを与えるため、新たな髪が生えにくくなるのです。
そこで腸内環境を良くしておくと、腸内細菌が抗酸化力を発揮して活性酸素を撃退してくれます。
結果的に、髪も生えやすくなるわけです。
以前は、藤田教授自身が薄毛でしたが、腸内環境改善を意識した食事を習慣にしたら、髪が生えてきたそうです。
・精力(性力)アップ
・カゼをひきにくくなる
・薄毛も防げる
と、腸内環境を改善するといいことだらけです。
藤田教授は
玄米 大豆 玉ねぎ 青魚 キノコ類 海藻類
といった食材を勧められています。
いまはヨーグルトや乳酸菌飲料、サプリメントもたくさん販売されています。習慣にするのはそれほど難しくないでしょう。
いろいろなメリットを期待できる、腸に良い食事を心がけてはいかかでじょうか。