一般に男性は年齢を重ねるほど射精回数は減っていきます。

しかしあまりに射精しないと、男性器が劣化する「廃用性委縮」が起き、機能が弱くなっていきます。
 
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「使わない」と多くの有名人も罹患した前立腺がんのリスクUP

簡単に言うと「使わないと弱っていく」わけで、男性器であれば勃起力の低下など生殖器として働きにくくなるのです。
 
※関連ページ
膣にも起きる廃用性委縮
 
そして実は、射精回数の不足は生殖機能の低下だけでなく、もっと深刻な病気のリスクを上げてしまいます。
 
その病気とは前立腺ガン です。
 

 
前立腺ガンは
 
高倉健 西川きよし 渡辺淳一 間寛平 ドクター中松 (敬称略)
 
といった有名人が発症しており、決して珍しい症状ではありません。渡辺淳一さんは前立腺ガンで亡くなっています。
 
男性であれば誰でも気になる病気ですが、なんと
 
射精することは前立腺がんのリスクを下げる
 
ことが分かっています。
 

射精すると前立腺ガンのリスクが減る その理由は?

ハーバード大学の研究によると、
 
1ヵ月に21回以上の射精をすると、前立腺ガンの発症リスクが2割低くなる。
 
のだそうです。
 
同大学の研究チームは1992年から、約3万人の男性の射精回数と前立腺ガンの関連を追跡調査しました。
 
その結果、40代男性の場合、月に21回以上射精をした人は22%もガンリスクが低かったのです。
 

 
その理由を、川崎医科大学泌尿器科学教室の永井敦教授はこのように解説されています。

精液の三分の一を占める前立腺液は絶えず生成されていますが、射精されずに古い液が残ると、組織のがん細胞化を招くことがあります。
 
射精によって古い液をどんどん排出すればがん細胞化を防げるわけです。
 
射精で前立腺の血流が促されると、血流低下による低酸素状態を防げます。
 
これも細胞のガン化防止に貢献してくれます。 

射精はいわば、精液の”新陳代謝”を促す行為であり、「廃用性委縮」だけでなく、前立腺ガンも防いでくれるわけです。
 
とはいえ1ヵ月21回というと、なかなかのハイペースではありませんか?「そんなにできん!」という男性も多いはず。

そこで永井教授は目安として、少なくとも週2回(1ヵ月に8回)射精するよう勧めています。
 

 
ちなみに、前立腺がんの手術後には、勃起障害や射精障害、性欲減退などが起きることがあります。
 
命は助かるものの、思うようにセックスできなくなる可能性があるのです。
 
こうしたリスクを防ぐためにも、特に50歳を超えた男性は、定期的に射精する習慣をつけるべきかもしれません。
 
「射精するのは嫌いだ!」という男性はまずいないでしょう。
 
マスターベーションでもセックスでも、何らかの形で射精すれば、健康を維持することにもなると意識してみてはいかがでしょうか。

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