人間は年を重ねると、あらゆる機能が衰えてきます。
中でも男性が特に気になるのは、やはり性機能です。
対策として薬やサプリメントを使うのもアリなのですが、可能であればより自然なやり方で活力をアップしたいもの。
ヨガ指導家の藤本憲幸さんは、ヨガの考え方を応用した「絶倫呼吸」を提唱しています。
このコンテンツではそのやり方をまとめています。
絶倫呼吸のやり方
絶倫呼吸は性エネルギーを充実させる作用があり、男性は勃起力の回復、女性は名器を得る効果があるとされています。
絶倫呼吸のやり方を紹介します。
2 1の姿勢で、4秒かけて鼻から息を吐く。お腹をへこませるよう意識する。
3 息を吐ききったら、4秒かけて鼻から息を吸う。このとき、肛門から空気を吸うイメージで行う。
4 息を吸いきったら、4秒間息を止める。
5 4秒かけて鼻から息を吐く。このとき、男性はペニスから、女性は膣から水が勢いよく放たれるイメージで行う。
4は「クムバク」と呼ばれるヨガの呼吸法で、息を止めることによりエネルギーが体内を巡ります。
1~5を1セットとし、1日5セット行います。体が温まってている入浴後に行うのがおすすめです。
息を吐ききるのは大きなポイントです。
一時的に酸素が不足した状態になるので、体が酸素を勢いよく取り込みます。すると肺が酸素で満たされ、脳だけでなく全身が活性化します。
足の裏を刺激しつつ絶倫呼吸
効果をさらに高めるために、足の裏のツボを刺激しながら絶倫呼吸をする方法もあります。
縦1cm×横2cm×高さ1cmの消しゴムを用意し、足の裏の「湧泉」というツボに当てて絶倫呼吸を行うのです。
足の指で「グー」作り、足裏にできる「人」の字の交点にあるくぼみが湧泉です。ここに上の消しゴムを当てて呼吸します。
藤本さんによると、肛門を締める力は性力と密接に関連しているそうです。(下の関連記事もご覧ください)
衰えが気になってきたら、時間をみつけて絶倫呼吸を実践してはいかがでしょうか。