性交時の体位の代表といえば、何はなくともまずは正常位でしょう。
女性の人気も高く、セックス時には必ずと言えるほど行われる体位です。
しかし実は…
正常位は男性の負担が最も大きい
実は正常位は男性の心臓に最も負担のかかる体位なのです。
正常位での男性は自重を支えつつ、腹筋と背筋を連続で稼働させます。
運動強度の高さを考えると、中高年以降の男性には心臓などに大きな負担となるので、あまり勧められる体位ではありません。
それでは、身体に最も負担の少ない体位は何でしょうか?
体の負担が最も少ない体位は 寝バック
川崎医科大学泌尿器科の永井敦教授によると、それは側臥位後背位(いわゆる寝バック)なのだそうです。
男女が横向きに寝て、男性が女性の背後から挿入・愛撫をする体位です。
男女ともに自重や相手の体重がかからないので、心臓への負担は少なくなります。
衰えを実感している男性はこの体位を多めにするのも良いでしょう。
また永井医師は、勃起の硬度が不足している際に有効な体位もあるとしています。
勃起の硬さ不足の時に有効な体位
それは女性をあおむけにし、脚を伸ばして開脚させた体位です。
いわゆる「48手」のひとつ、「達磨返し」の女性の脚を伸ばし、男性が女性の足首を持って挿入します。
女性の脚を開くと挿入が容易になり、クリトリスなどの愛撫も容易です。
女性の反応が高まると男性への刺激にもなり、ペニス硬度アップにもつながります。
ラブグッズを使いやすい体位
バイブなどのアイテムを使いやすい体位もあります。
それは48手でいうところの「こたつ隠れ」です。
座位の状態からお互いが上半身を後ろに倒し、両手をついたのがこたつ隠れです。
こたつ隠れでは男女ともに手が自由になるので、アイテムを使うのに適しています。
また女性は脚を軽く開く形になるので、男性がバイブなどを当てやすいのです。
以上三つは、いずれも愛撫や道具の使用がやりやすい体位です。
バイブレーターやローションなどを積極的に利用して、セックスをもっと充実させましょう。
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