以前このサイトでお知らせしたことがある「巨乳はうらやましいか?(Amazon)」を読んでみました。

このコンテンツでは、この本で紹介されているアンケートなど、バストに関する話題をまとめています。

バストに対する認識 男性と女性の違い

「巨乳はうらやましいか?」では、ロサンゼルスの研究者がアメリカ心理学協会と共同で行った、バストに関するアンケートが紹介されています。
 
このアンケートは2005年、5万人の女性と異性愛の男性を対象に行われ、自分とパートナーのバストをどう思っているか、などが調査されました。
 
その結果、
 
70%の女性がもっと豊かで丸みのあるバストが欲しいと回答し、56%の男性は自分のパートナーのバストが好きだと答えました。
 
バストをはかる女性
 
女性で自分のバストに満足している割合が最も高い年代は、18歳から25歳までです。
 
しかし割合としては33%にとどまっていて、しかも彼女たちの37%はもっと大きなバストが欲しいと答えています。
 
20代の女性たちのうち、22%がすでに垂れてきていることを気にしており、気にする割合は年齢に比例しています。
 
男性も、少なくとも20%が「パートナーのバストが垂れ過ぎている」と答えているそうです。
 
かうろじて、と言えるかもしれませんが、過半数の男性はパートナーのバストが好きなのだそうで、私の感覚としても「それくらいかな」というところです。
 
女性は自分のバストの大きさについて不満を感じることが多いようですが、このアンケートを見る限り、半分以上の男性は満足しているわけです。
 
「巨乳」とか言って、大きいバストをもてはやす風潮がありますが、男性はバストの大きさはそれほど気にしていない、というのが本当のところではないでしょうか。

最も美しいバスト 乳首の位置

バストつながりで、美乳の話を。
 
イギリスの美容整形外科医であるパトリック医師は職業柄、究極の美乳を追い求めていました。
 
そして究極の美乳を見つけるべく、男性誌などを読みまくって女性のヌードを研究したのです。
 
バストを隠す女性
 
その結果、「美乳の法則」なるものを発見しました。
 
ポイントになるのは乳首の位置で、乳首の上と下のバランスが大事なのだそうです。
 
その比率は
 
「バストの上下幅を100としたとき、上端から45、下端から55の位置に乳首があればパーフェクトな美乳」
 
とのこと。
 
パトリック医師はこの結果を今後の美容・豊胸手術にも活かしていくつもりだそうです。

電話占いデスティニー

米国 豊胸用シリコン使用禁止 がんリスクで

豊胸手術といえば、一時期豊胸用シリコンに発がんリスクがあると取りざたされました。
 
米国は92年に、がんを促進するとしてシリコンの使用を禁止しています。
 
しかし、米国のがん専門誌で発表された研究結果によると、シリコンと発がんリスクは関係無いようです。
 
アメリカとスウェーデンの研究機関は、共同で3486人のスウェーデン女性を調査しました。
 
1965年から93年にかけて豊胸用にシリコン・インプラントを受けた人を約18年間追跡したのです。
 

 
その結果、皮膚がん・卵巣がんなどを含む180例のがんが発生しましたが、これは一般のがん発生率と有意な差は無く、乳がんはむしろ少なかったのです。
 
この結果を受けて、アメリカではシリコーンを使用した手術が再開される可能性があるようです。

キューバでは「貧乳」が好まれる

ちなみに、キューバではいわゆる「貧乳」が好まれるそうです。
 
男女共通の嗜好だそうで、スレンダーで「棒のような」体の女性がモテるのだとか。
 
遺伝的に胸の大きい女性が多いキューバでは、手術で胸を小さくする「貧胸手術」もひんぱんに行われています。
 
またキューバのダンスは南米でも独特で、背筋をまっすぐさせ平面感を出すのがうまい踊り方なのだそうです。
 
そのため大きな胸はじゃまでカッコ悪いと考えられています。
 
キューバは社会主義国なので「肩こり治療のため」という理由があれば貧胸手術は無料です。
 
それでますます胸を小さくする女性が増えています。