以前、テレビ番組「ビーバップハイヒール」で、「ホルモンを制す者は人生を制す! 最強ホルモンコントロール」という特集がありました。
 
一部はこのサイトにピッタリの内容だったので、まとめて紹介します。
 
この特集の「カシコブレーン」を務める、慶応大学医学部の伊藤裕教授によると、  

誰と付き合うか 浮気をするのか 健康でいられるのか いつ死ぬのか
 
もホルモンが関係しています。
 
番組では男性ホルモンを「モテホルモン」と呼んでいて、男性ホルモン分泌量が多い男性はモテやすい、としています。
 
男性ホルモンの中で最も有名なテストステロンは、「エッチしたいという気持ちにさせる性欲のホルモン」です。 
 
「エッチしたい」気持ちが強いので、テストステロンが多い男性は浮気しやすい傾向があります。
 
また、テストステロンの影響である「痩せマッチョ」で「イケメン」も浮気しがちなのだとか。 
 
挑発する?女性
 
男性ホルモンが多いかどうかは、身体の特徴で見分けがつきます。
 
右手を見て、人差し指に比べて薬指が長いと男性ホルモンが多い
 
ことが分かっていて、薬指が長いといわば「肉食系」になり、これは女性も同様です。 
 
ホルモンの分泌量は、ある程度先天的に決まっていますが、生活習慣でも変化します。
 
夜に明るい光を浴びると交感神経が活発になってテストステロンの分泌は減ってしまうのです。
 
「モテホルモン」を増やすには、夜更かしせず早寝が良いようです。
 
浮気性かどうかも、ホルモンの影響があります。
 
浮気防止ホルモンと呼ばれる「パソプレッシン」は、夫婦や恋人同士のきずなを強める働きがあります。
 
つまり、この「パソプレッシン」が少ない人は、浮気しやすい、ということになります。
 
男性ホルモンと違い、パソプレッシンの量は外見からは判断できません。
 
代わりに、こんな特徴がある人はパソプレッシンが少ない可能性があります。

◆時差ぼけがひどい
パソプレッシンが少ない人は時差ぼけしやすいことがわかっています。
 
◆お酒の席でトイレが近い
パソプレッシンは尿意を抑える効果があります。これが少ないと、トイレに頻繁に立つようになります。

 
時差ぼけがひどい、あるいはトイレに頻繁に行く人は、もしかしたら浮気性かも?
 
ビンタする女性
 
女性が理想の結婚相手としてよく挙げる「優しい男性」は、女性ホルモンが多いことがわかっています。
 
これは何となくイメージどおりではないでしょうか?
 
ただ、女性ホルモンが多い男性の外見的特徴は、若ハゲの人なのだそうです。
 
これはちょっと意外ではありませんか?
 
「薄毛の人は男性ホルモンが多いんじゃないの?」と考えてしまいますが、「カシコブレーン」の伊藤教授によると、

女性ホルモンは男性ホルモンから作られるため、男性ホルモンが多い若ハゲの人は女性ホルモンも多いと言える

のだそうです。
 
愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」は、セックスや抱擁といった皮膚への接触により分泌が増えます。 
 
相手をいとおしく思ったり、周囲の人に優しくなるなどの効果をもたらします。 
 
オキシトシンは、ペットをかわいがる(なでる)ことでも分泌されます。
 
犬
 
また、「セロトニン」はリラックスホルモンと呼ばれ、心を安定させる効果がありますが、女性には少なく、男性の三分の二程度しか作られません。 
 
女性が男性より不安になりやすく、感情的になることが多いのはこのためです。 
 
セロトニンはトリプトファンというアミノ酸(これは体内で生産できない)から作られます。
 
トリプトファンは肉に多いため、セロトニンを増やすには肉を食べるのがおすすめです。
 
また、キスはストレスホルモンを減らし、笑いとおしゃべりは脳をリラックスさせて、抗ストレスや免疫力増加などの効果がホルモン分泌量を増やしてくれます。
 
人とたくさん会話し、よく笑う人が元気で若々しいのも納得です。(こういう人は、結果的にモテますよね)
 
これらかは「モテホルモン」など「良いホルモン」を積極的に出すよう心がけてみてはいかがでしょうか?