ラブ子普通女性であれば、子宮頸がんワクチンの件に関心を持っている人は多いのではないでしょうか?
 
子宮頸がんは、がんの中でも例外的にウイルス(HPV)が原因で発症します。
 
ワクチンを接種すれば、発症の7割くらいを予防できるとして、日本では2013年の4月から無料の定期接種ができるようになりました。

しかしよく知られているように、接種を受けた女の子に副反応が出て、慢性的な体の痛み、しびれ、記憶障害といった症状が出ました。
 
男性医師
 
マスコミでも大々的に報じられ、子宮頸がんワクチンに対する批判が高まりました。
 
そして厚生労働省は「接種の積極的な勧奨を一時控える」という立場に変わって、いまでは接種はほとんど行われていないようです。
 
 
でも、こうした世間の動きを批判する記事がありました。
 
 
週刊新潮に連載されていた、東大病院放射線科の中川恵一准教授のコラム「がんの練習帳」です。
 
2015年6月4日の記事は「メディアの報道が『がん』を増やす!?」というタイトルでした。
 
内容をおおまかにまとめます。

・カナダでも、子宮頸がんワクチンの副反応で女の子が被害を受けた
 
・その件をカナダの有力新聞・トロトン・スター紙が大きく報道(ここまでは日本と同じ)
 
・この記事に対し、63人の医師が「科学的根拠を示さずに接種後の症状を報じることは、読者に誤った印象を与え、有効なワクチンの推進に悪影響を与える」とする反論を新聞に投稿
 
・加えて、カナダ産婦人科医師会を筆頭とする複数の専門家の団体から、ワクチンの安全性と接種を推奨する声明が発表される
 
・結局、トロント・スター紙は間違いを認め、記事を撤回
 
・カナダで子宮頸がん予防ワクチンの接種プログラムは止められることなく、現在に至る

危険性が報じられた後の対応が、日本とは全く違います。
 
 
中川准教授によると、ワクチン接種世代が成人に達したスコットランドでは、子宮頸がん初期および前駆病変の発生が50%以上も減少しました。
 
ちなみに、日本の子宮頸がん罹患率と死亡率は、アメリカ・イギリスより2倍も多くなっています。
 
女性医師
 
日本では、いかにも悪者のように報じられた子宮頸がんワクチン(私もそういう印象を持っていました)ですが、ちょっと見方が変わったのではないでしょうか?
 
一応強調しておくと、この中川准教授の主張も、ひとつの意見としてとらえて下さい。
 
当サイトとしては、子宮頸がんは性交渉でうつるため、まずは安全な性行為について、徹底的に啓蒙するべきだと思います。
 
ワクチンを接種するべきかどうかを判断するには、もう少し情報がほしいものです。
 
ラブ子普通この中川准教授のような、「接種すべき」側の情報を、マスコミがもっと報じてくれるといいのですが。
 
私が見る範囲では、「副反応に苦しむ少女・・・」といった報道ばかりでした。
 
いまはネットがあるので、いろんな情報を自主的に探して、自分で判断するしかないのかもしれません。