明石家さんまさんの番組にも出演している、脳科学者の澤口俊之教授が「幸福度の高いセックスの頻度」について語っている記事がありました。
週刊文春の連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」の阿川さんと対談記事です。
(週刊文春2015年12/17号122~123ページを参考にしています)
該当する部分を抜粋して紹介します。
「オキシトシン」というホルモンについても言及されています。
澤口 欧米の研究では、一週間にいっぺんのセックスが一番、幸福度が高くなると発表されています。
阿川 うーん、それはちょっと考えさせていただきます(笑)。
澤口 あ、これは若い人向けの話でした。六十歳になる人は月に一回くらいで大丈夫です。
阿川 なんじゃそりゃ!子孫を残す以外のセックスの効用というのはなんですか?
澤口 たくさんありますが、いちばんは脳が若返るということです。セックスによってオキシトシンというホルモンが出てくる。これまで女性にしか出ないと思っていたんですが、男性からも見つかりました。
これが若返りに効果があって、その研究結果が広まったのか、欧米では最近中高齢者のセックスの回数が増えてきているデータもあります。
理論的にはセックスしなくてもハグできるパートナーを持てばオキシトシンは出ると思いますし、さらに最近の研究では、パートナーの代わりに犬でもいいという・・・。
阿川 ペットですか!独り暮らしで猫を飼い始めたらおしまいだぞ、というのは本当なんですね・・・。
澤口 まさにペットで補えるんです。孤独が一番脳にとっては駄目ですね。運動不足やタバコなどよりも、ずっとまずい。
エッチ関連の記事で、「日本人はとにかくセックスの回数が少ない」と話題になることがあります。
でも、一番幸福度が高くなるのが週に一回くらいなら、そんなに大変ではなさそうですが、どうでしょうか?それこそ毎週末にでも、という感じで。
忙しくて疲れてると、それも難しいのでしょうか?
ペットを飼うのもいいですが、やっぱり人との触れ合いが一番癒されると思うのですが。