ラブ子普通セックスレスは、カップル間の感情のもつれや、すれ違いで生じることが多いですが、まれに女性が性行為に対するトラウマを抱えているケースがあります。

これを「性嫌悪症」と呼び、本人の過去の体験や経験から、文字どおり性行為を嫌悪する症状です。

性嫌悪症になる原因と治療・対処法

性嫌悪症になる原因は次のようなものがあります。

・親から性について否定的な教育を受けたことがある(ちなみに、母親であるケースが多いそうです)
 
・痴漢や性暴行の被害に遭った
 
・両親の性行為を目撃した
 

 
性行為自体が嫌で仕方ないわけですから、セックスレスになるのも当然です。
 
これを解消するには、非常にデリケートな対処が求められますので、専門機関でカウンセリングや治療を受けるのが理想的です。
 
・性嫌悪症のほかに症状(婦人科の疾病を含む)の有無
・これまでの生育環境や体験
・家族やパートナーとの関係

 
といった内容の問診を経て、性嫌悪症の原因と治療法を検討します。
 
極めて個人的で繊細な問題なため、相談すること自体が難しいですが、ひとりで悩むよりも専門家と話をしてアドバイスを受けると心の負担が軽くなります。
 
専門家はこれまでの問診等でデータを蓄積しているため、最も効果的な対処法を提示してくれます。
 

 
ラブ子普通カウンセリングを受けて、性嫌悪症がいきなり解決する、というわけにはいかないでしょうが、快方への第一歩としては正しい行動と言えます。
 
ひとりで抱え込まず、カゼなどと同様に「治る病気」だと考え、受診してみてはどうでしょうか。