先日「週刊新潮」を読んでいたら、こんな記事がありました。
2014年2月6日付のニューヨーク・タイムズ・マガジンに、ロリ・ゴットリーブという心理療法士兼結婚カウンセラーのエッセイが掲載されました。
そのタイトルは「より平等な結婚は、セックスを減らすか」です。
夫が家事に積極的なほどセックス回数は減る
どういう内容かというと、
共働きで仕事・収入が平等、家事も子育ても平等に分担する夫婦は、セックスレスの傾向が強まる。
のだそうです。
その理由を、エッセイでは
平等度が増していくと、結婚に対する満足度が高まります。すると、その分セックスに対する期待が低くなっていく。
と説明しています。
これは社会学における研究でも実証されていて、夫婦が平等になり、夫が家事に参加するほどセックスの数は減っていくのだとか。
しかも、炊事、洗濯、掃除など、より女性的な家事を夫がする夫婦は、ゴミ出しや自動車の修理など、男性的な家事を夫がする夫婦よりも、セックスの回数が5割も減るのです。
こうした女性的な家事をする夫と一緒に暮らすのはとても楽しく、奥さんは幸せになります。
しかし、そういう夫は「他者性」が少なくなり、セックスの相手としては魅力に乏しくなるのではないか、とゴットリーブ氏は推測しています。
この説が一概に正しいとは言えませんが、何となくわかるような気もします。
だからといって男性が家事を全くしなくなる、というのもいまや通用しないでしよう。
男女とも、他者性を強調するため何か別のコツみたいなものが必要なのかもしれません。
(このコンテンツは雑誌週刊新潮2014年6/26号(Amazon)79ページを参考にしています)
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