このコンテンツでは性転換手術について紹介しています。
体の性機能を入れ替えるわけですから、大がかりな手術が必要になります。
タイでの性転換事情についてもまとめています。
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女性から男性になる場合 男性機能を手術で形成
女性から男性へ性転換をする場合、乳房の切除や人造ペニスの形成まで、何度もの手術と長い時間が必要になります。
ペニスを作るには、自分の臀部などから切り取った組織を前腕部に移植し、そこにシリコンチューブを埋め込むことで尿道となる組織を半年ほどかけて育成します。
それが十分に育ったら切り離し、本来の尿道と接続し、睾丸は大陰唇にシリコンを埋め込むことで作ります。
ペニスにはあらかじめ空洞が作られており、ペニス作成後1年ほどして特殊なインプラント手術を施します。
これは勃起させる機能を持たせるためです。
一方で、男性から女性への手術もあります。
性転換手術は、本来はそう簡単に施されるものではありません。
手術が患者に本当に必要かどうか、非常に厳しい診察を行わなければいけないのです。
しかしタイではかなり”お手軽”に手術が行われているため、政府により規制がかけられています。
ニューハーフ天国・タイではお手軽に?男性から女性へ ついに規制も
女性になりたがる男性が多く、ニューハーフ天国とまで呼ばれているタイでは、医師がペニス切除手術に安易に応じてしまうケースが多発しています。
そこでタイ政府は08年4月、「ペニスカット手術禁止令」を出しました。
違反した場合は6ヶ月以下の懲役刑が課せられます。
しかし違法手術を完全に摘発するのは難しいと政府自身も認めているそうです。
タイではニューハーフは「第三の性」を意味する「カトゥーイ」と呼ばれ、社会的にも認知されています。
「ニューハーフのミス(?)コンテスト」も毎年開かれており、日本でも話題になります。
タイの性転換手術は世界でもトップクラスとされていますが、悪質な医療行為もあります。
1万2000円ほどで手術をする、というネット広告を出している例もあり、手術後のトラブルも頻発しています。
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