カップルは”似ているところ多め”のほうがうまくいくそうです。

アメリカの調査結果など3つと、ご長寿夫婦の「結婚生活を長く続けるコツ」を紹介します。

性格が似ていると関係がうまくいく アイオワ大学調査

米アイオワ大学の研究によると、カップル同士の性格が似ている方が結婚生活もうまくいくようです。
 
同大学は結婚して1年以内の291組のカップルを対象に、「パートナーの自分と異なる部分にひかれたのかどうか」「似ていることと結婚生活の幸せは相関するか」を調査しました。
 
その結果、政治的意見、宗教、価値観などの行動指針は未婚のカップルよりも似ていた反面、不安とその回避、同調性、誠実さなどの性格は似ていませんでした。
 

 
つまり、行動指針が似ているカップルほど結婚していたのです。
 
また、性格が似ているほうがより幸福で充実した結婚生活を送っているという結果も出ました。

「25%違うと良い」「ホンマでっか!?」の植木理恵さん

似たような調査結果をもうひとつ。
 
明石家さんまさんの「ホンマでっか!?TV」のコメンテーターで、心理学者の植木理恵さんによると、男女の仲は「25%違った方がいい」そうです。
(2011年1月11日付東京スポーツ新聞より)
 

 
特に合コンなどで異性と知り合う場合は、「同じだね」「同じだね」「ここは違う」「同じだね」くらいの比率、つまり相手と25%は違うのが理想的なのだとか。
 
話を合わせるなどして、あまりにも共通点が多いと、いざ付き合った時に「あれ?違うじゃん」というガッカリ感が多くなってしまうのです。
 
他人と話していると、これくらいの違いは普通にありませんか?
 
「共通点は多い方が良いだろう!」と考えるあまり、相手に話を合わせたり、自分を偽ったりしても、長続きしないということです。
 
結局のところ、自然体で素の自分を出すのが一番のようです。

使う言葉が似ているカップルは長続きする

話し方といえば、こんな記事もありました。
 
デート成功の秘けつは「相手と同じ話し方」=米研究
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110202-00000355-reu-int
 
研究の内容は以下のとおりです。

・米国テキサス大学の研究チームが、4分ごとに違う相手と会話する「スピードデート」に参加した大学生およそ80人を対象に調査を行った
 
・その結果、機能語(※下参照)の使い方など、会話スタイルが似ているカップルは、またデートしたいと望む確率が、似ていないカップルに比べ約4倍も高かった
 
・すでに付き合っているカップルのインスタント・メッセージを分析したところ、言葉の使い方が似ているカップルは約80%が3ヵ月後も関係を続けていた 似ていないカップルはその確率が54%だった
 
※機能語とは、文法的機能のみを主として語彙的意味を持たない語のことです
 

 
話しぶりには人柄が表れるので、言葉の使い方が似ている=フィーリングが似ていると言えるのではないでしょうか。
 
管理人はこの件を意識したことはありません。
 
ただ、「人の話の腰を折らないようにしよう」と心がけているので、話の腰を折って会話を崩す人に対しては「自分とはちょっと違うなぁ」と感じます。
 
手をつなぐカップル

イギリス最長の結婚生活カップル 続ける秘訣は?

最後に、最長結婚生活カップルの長続きの秘訣を。
 
以前ラジオを聴いていたら、「イギリスで結婚生活をもっとも長く続けているカップル」の話題が出ていました。
 
なんでもそのカップルは男性が100歳、女性が99歳なんだそうです。
 
それでそのカップルに「それだけ長く結婚生活を続ける秘訣は?と聞いてみたら
 
「おやすみなさいのキスをする」
 
のがその秘訣なのだとか。
 

 
日本でも新婚の間はやりそうですけど・・・。
 
イギリスとの習慣の違いと共に、このカップルはいつまでも新婚のような気持ちでいるんでしょうね。
 
いや、おやすみなさいのキスをするから新婚のような気持ちをキープできているのかな?