飯田剛氏は40年にわたり銀座の高級クラブで名をはせたスカウトマンです。
40年間でスカウトした女性は3万人に上り、1ヶ月にスカウトした最高記録は70人!です。
容姿端麗な女性を探して銀座や渋谷、六本木に青山と歩き回り、ひたすら女性に声をかけまくりました。
かたや「カリスマナンパ師」・草加大介さんはこれまで38万人以上の女性に声をかけ、主催する「ナンパ塾」では7千人以上の生徒を送り出しています。
この二人の「女性に声をかける秘訣」を紹介します。
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飯田剛氏 女性をスカウトするにはまず観察
飯田氏が女性に声をかける際には、まず
「頭の先からつま先までを3秒で見て、どういう女性かを判断する」
そうです。
そして「立ち止まる女性にはなにかしらスキがある」ので、チャンスと感じたらとにかく早口でまくしたてるのが飯田氏の常套手段でした。
相手に考える余裕を与えないためで、歯の浮くようなセリフをのべつまくなしに連発します。
「モデルさんですか?」「女優さんですよね?」といったもの。
褒められて嫌がる女性などいないそうです。
連絡先を教えてもらったら、あとは電話攻勢をかけます。
飯田氏は銀座の高級クラブに女性をスカウトするのが目的でしたので、いわゆる「ナンパ」とは別物だと考えられます。
しかしこういった何らかの目的がなくても、女性と話す際のひとつの参考になるのではないでしょうか。
「とにかく早口でまくしたてる」のはかなり難しいかもしれませんが・・・。
草加大介氏 ナンパのコツ
声をかける達人の例をもうひとつ。
08年までに38万人の女性に声をかけ、「カリスマナンパ師」として知られる草加大介さんは「ナンパ塾(98年設立)」の塾長でもあります。
塾ではすでに7千人以上の生徒を送り出している草加さんですが、20代前半までは、はっきり言ってモテなかったそうです。
「初ナンパ」は高校1年の時で、東京の歌舞伎町で風俗嬢に声をかけました。
草加さんいわく「ぼったくられて身ぐるみはがされた」ものの、電話番号は教えてもらったそうです。
その後は、夜の世界の女性に魅力を感じて年上にアタックするものの、連敗続き。
「なんてオレはモテないんだ」と自信を失いかけました。
大学受験にも失敗してしまい、アルバイト生活を始めたある日、エステサロンのキャッチセールスをすることになりました。
これが午後1時から8時までの7時間ぶっ通しで渋谷の女性に声をかけ続けるという過酷なものでした。
エステ無料体験の勧誘をするのですが、セールスの先輩は声のかけ方などを教えてくれるわけではなく、まさに自分で試行錯誤しながらコツをつかんでいったそうです。
この仕事でモテるようになったわけではありませんが、女性に声をかけてセールスする際のコツはなんとなくつかめたのだとか。
例を挙げてみると・・・
・声をかけるなら斜め後ろから。
・相手が足を止めてくれるように持ち込む。
・優しい印象を与えるのが大事。相手の立場を考えながら説得する。
・断られてもひるまず、気持ちで負けない。
この仕事で鍛えたテクニックと度胸を武器に、ディスコなどでもどんどん女性に声をかけたそうです。
断られることも多かった一方、連絡先をアッサリ教えてくれる女性もいたのだとか。
徐々に自信をつけた草加さんはナンパに励むようになり、20代では一日平均20人の女性に声をかけていました。
ミジメな気分も嫌というほど味わいましたが、声をかけた女性が20万人(!)を超えたころ、ようやく女性の扱いがわかってきたそうです。
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