官能小説などでオーガズムを「満足」「満たされる」などと表現することを考えても、
オーガズムが得られる=充実したセックス
というイメージは強いのではないでしょうか。
しかし日本性科学会の調査によると、オーガズムと性的満足は必ずしも一致しないようです。
常にオーガズムを感じていても、性生活に「不満である」「満足していない」と答えた女性は14%いました。
逆にオーガズムが無い女性でも、「満足している」「だいたい満足している」との回答は27%にもなるのです。
オーガズムを得るよりも、性行為へのムード作り、前戯の長さ、行為後の過ごし方などのほうが性的満足度を高めるのには大事なのかもしれません。
男性はとかく女性を「イかせ」ようとするものですが、オーガズムを得ることが、必ずしも女性の性的満足につながらないとの認識は持っておくべきではないでしょうか。
たとえ女性をイかせても、男性がすぐに身体を離し、女性をひとりベッドに残してシャワーを浴びに行ったりしたら、女性は性的満足は感じられないでしょう。
オーガズムは性的満足を得るための唯一の要素ではなく、数ある要素の中のひとつというのが正しい考え方のようです。
オーガズムは無くてもOK?性的満足度との関係
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