勃起改善薬は、いまではすっかり一般的になりました。
かつてはバイアグラだけでしたが、いまではレビトラ、シアリスのほか早漏も同時に改善するED治療薬も流通しています。
しかし気軽に使えるだけに、使用上の注意点には留意したいもの。
このコンテンツでは、ED治療薬全般の注意する点をまとめています。
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バイアグラの効果や注意点・副作用
バイアグラは飲んで30分~1時間で効果が表れ、作用は3~4時間持続します。食後であれば一時間以上経ってから服用すると効果が妨げられません。
効果は個人差が大きく、使用者の3割ほどには効果が見られないという報告もあります。
初めて購入する際は一度にたくさん購入せず、「お試し」感覚でまずは少量購入しましょう。
「バイアグラを飲むと勃起も自然に始まる」という誤解はいまだに強いようです。
バイアグラを飲むだけで勃起することはありません。バイアグラは、性的刺激を受けた男性器に流入する血流を増やし、とどまりやすくする作用があります。
ですから、服用後には性的な刺激が必要です。
「服用してただ待っている」だけでは勃起しないのです。また、性的な興奮度が高まるわけでもありません。
バイアグラの副作用
バイアグラの副作用としては頭痛、胸焼け、ほてり、鼻づまりが代表的で、これらは一時的なものなので心配ありません。
バイアグラの副作用は視覚にも出ることがあります。
・視界全体に青みがかかる。
・光に過敏になる。
・視界が不鮮明になる。
こうした症状が出ると不安になりますが、いずれも短時間で治まります。
バイアグラの成分は目の機能にかかわる成分とよく似ているためこのような副作用が起こるのです。これらはファイザー社のサイトにも記載されています。
別に薬を服用している場合、バイアグラと併用すると危険なケースもあります。医師や薬剤師と相談して使用しましょう。
レビトラ使用量変更 効かないケースに対応
日本で使用されるバイアグラやレビトラの使用量には規制があります。
バイアグラは1回あたり50mg、レビトラは以前は10mgでした。
しかしこれだけの量では効果が表れない、あるいは効き目が十分でないケースがありました。重度のED・糖尿病などを患っていると、効果が不十分だったのです。
そこで規制が変わり、レビトラを一回あたり20mg使用できるようになり、新たに発売されました。
これにより効かないケースは大幅に減少すると考えられています。
シアリスの効果・副作用 バイアグラ・レビトラとの違い
シアリスとは07年の7月に発売された勃起改善薬です。
主成分は、
バイアグラ クエン酸シルデナフィル
レビトラ 塩酸バルデナフィル
シアリス タダラフィル
であり、成分が違うのでバイアグラやレビトラとは効き目でも異なる点があります。
シアリスとバイアグラ・レビトラの最も大きな違いは効果の持続時間です。
バイアグラ・レビトラの効果持続時間は4時間ほどですが、シアリスは約36時間もの間効果が持続します。
これまでの勃起改善薬よりも実に9倍も持続するわけで、その分性行為を余裕を持って行うことができるわけです。
シアリスの宣伝文には
「金曜日の夜8時に服用すると日曜日の朝8時まで効果が持続します」
と書いてあり、シアリスは「ウイークエンド・ピル」とも呼ばれています。
服用は性行為の1時間前に行いますが、飲めば勃起するというものではありません。
シアリスの効果を出すにはいわゆる前戯が必要です。前戯を行うことで勃起し、性行為が可能になります。
シアリスには頭痛、ほてり、消化不良などの副作用が服用者の約20%に表れます。
バイアグラなどと同様、医師の処方を受けた上で利用しましょう。
勃起改善薬を使えないケース
バイアグラやレビトラ、シアリスといった勃起改善薬は誰でも使えるものではありません。
特定の疾患にかかっている、あるいはかかっていた場合使用を控える必要があります。
まず注意すべきケースとしては
心臓病の薬を使用している場合
があります。
心臓病の薬を服用しているなら、原則としてED治療薬は使えません。
以下のケースにあてはまるのであれば、勃起改善薬の使用は控えるべきです。
・最近六ヶ月以内に脳出血・脳梗塞を発症している
・重度の低血圧・高血圧、あるいは不整脈がある
・重度の肝障害がある
・網膜色素変性症である
・性行為中に狭心症を発症したことがある
・心臓障害・血管障害があり性行為は不適だと診断されたことがある
・過去に勃起改善薬を使用して過敏症状が出た
現在は多くのED治療薬が販売されています。
各製品の説明をよく読んで使用上の注意や容量を守りましょう。
バイアグラによくある不安 赤ちゃんへの影響は?
バイアグラを使用したセックスでは、女性が不安を感じるケースがあります。
まず、バイアグラを飲んだパートナーと性交して妊娠した場合、胎児への影響は無いのか?と不安になることがあるようです。
結論から言うと、その心配はありません。
バイアグラのようなPED5阻害薬には精子、精巣への悪影響は無いとされています。
PED5阻害薬を使った性交で妊娠した例は数多くあり、胎児への影響は報告されていません。流産などのリスクも普通の出産と差はありません。
また「バイアグラを使うセックスは愛が無いのではないか」というのも誤解です。
バイアグラを服用しても、性的興奮がない限りは勃起は起きません。
男性にバイアグラの効果が表れるということは、女性を悦ばせたいと感じている、あるいは女性に性的興奮をおぼえているにほかなりません。
勃起改善薬の効果を阻害する要素 喫煙・飲酒・食事
最近は勃起改善薬の周知が進み、薬の種類も増え(バイアグラ、シアリス、レビトラなど)、ED対策も進歩しました。
勃起薬を適宜選択することで、対応できる幅が広がったのは間違いありません。
勃起改善薬とはいえ、「100%確実に勃起する」わけではありません。
効果が見られなかった場合、医師に相談する必要があるケース以外に、もっと初歩的な理由で効果を阻害することがあります。
それは飲酒と喫煙です。
勃起改善薬を使用する際には、注意点として「深酒・喫煙を避ける」が挙げられています。
アルコールを摂取すると脳の機能が低下し、反応が鈍くなります。
そのため、勃起改善薬の効果は半減か、場合によっては全くなくなってしまうことがあるのです。
アルコールへの体質によっては少量の飲酒でも効果が出なくなることも考えられます。
喫煙が勃起の大敵であることはもはや常識になった感があります。
勃起は陰茎に血液が流入することによって起きるので、血流を阻害してしまう喫煙が勃起の妨げになることは自明です。
喫煙の習慣がありながら「ED改善薬が効かない」と言っているのは、好き放題食べながら「痩せない」と言っているようなものです。
ED薬の効きがいまひとつ、といった場合はまず禁煙をして、薬服用前はお酒を控えてみましょう。
また、脂肪分の多い食事はバイアグラやレビトラの効果を減退させるという報告があります。
シアリスではそのような影響は見られないようです。
勃起薬は飲み続けると効果が弱まるか?
バイアグラやレビトラなどの勃起改善薬を何度か利用していると
「効果が薄れてくるのではないか」
あるいは
「このまま飲み続けていると薬無しでは勃起しないのではないか」
という不安が起こるのではないでしょうか。
まず、勃起改善薬は飲み続けても効果が薄れることはありません。
ましてや中毒の心配などは皆無です。
勃起改善薬を飲むことになった(EDになった)理由が心因性であった場合、勃起改善薬で性交渉がうまくいったら、その後は薬なしで挑戦してみましょう。
心因性なら本人の精神状態によっては薬を使わずに勃起するようになります。
自信を取り戻すまで勃起改善薬を使用することは何ら問題はありません。
勃起障害が器質性のために起きている場合は、勃起改善薬なしに性行為を行うことはかなり難しくなります。
ただし、薬を使い続けることで器質性の勃起障害が悪化することはありません。
加齢などによる勃起能力の衰えなども考えられるので泌尿器科の医師と相談しながら勃起改善薬とうまく付き合いましょう。