最近はNHKでも「膣トレーニング」なるものがとりあげられ、女性が自らを「鍛える」意識も高くなっているようです。
女性器の締まりの良さは体質によるところが大きいのですが、トレーニングやちょっとした工夫で締まりは良くなります。
手軽にできる 体位の工夫や深呼吸
最も手軽なのは、深呼吸をすることです。
ペニスが挿入された状態で女性が深呼吸すると腹圧が変わって膣の締りがよくなります。
これを試すには行為前にパートナーと相談しておきましょう。
もうひとつは、女性の体をひねる体位をとることです。
例えば、仰向けになった女性の片脚を反対側の脚の方へ持っていく体位などです。
これは膣周辺の筋肉を鍛えることにもなるので締りが良くなります。
ただし、体をひねった姿勢は腰に負担をかけるので、激しい動作は控えましょう。
膣の締まりを良くするとされるトレーニングは、いくつかあります。
膣の締まりを良くするトレーニングその1 下半身をキュッと締める
まずはひとつめ。
・体の力を抜き、肛門、尿道、膣全体を引き上げるようにキュッと締める
・10秒間その状態を続けた後、50秒間体の力を抜く
・一日に10分間行う
・何回かに分けて行ってもOK
骨盤底を持ち上げるようなイメージが大切で、ただ力むだけでは効果がありません。
正しくできているかをチェックするには、入浴時に左手を腹部、右手を肛門の脇に添えてこの動作を行ってみて、お腹に力は入らず、肛門がキュッと締まっているかどうかを確認します。
女性の尿漏れを防止する効果も期待できます。
膣の締まりを良くするトレーニングその2 ペットボトル使用
トレーニングをもうひとつ。
東京スポーツ新聞に、カリスマ泡姫として名をはせた金蓮さんが「膣の締まりを良くする方法」を紹介していました。
動作としてはそれほど難しくありません。
太ももやふくらはぎの内側を鍛えるのがポイントです。
2 両脚の膝でペットボトルを挟む
3 内股の筋肉を意識しながらペットボトルをつぶすように力をかけていく
4 2~3の運動を3分間繰り返す
ペットボトルは角型よりも筒型の方が力が均一にかかり、動作しやすいのでおすすめです。350ml~500mlのボトルが適しています。
この動作が上達してきたら、ペットボトルをつぶしながら下腹もへこませるようにすると、さらに膣圧を上げることができます。
膣の締まりを良くするトレーニングその3 腹式呼吸で息を吐く&空セキ
金蓮さんの「名器トレーニング」をもうひとつ紹介します。
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腹式呼吸でお腹に息をため、「ハァッ ハァッ ハァッ」と3回から5回に分けて息を吐く
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再び腹式呼吸でお腹に息をため、「コンコン」と空セキをしながら4~6回に分けて息を吐き出す
これを1セットとし、10セット繰り返す。
3ヵ月もトレーニングすると、見違えるのように締まりがよくなります。
ちなみに金蓮さんによると、ハイヒールを履くと内股に力が入るため、「名器」を作る助けになるそうです。
(平成20年11月27日付 東京スポーツ新聞を参考にしました)