「女医が教える オンナの体のウソホント」という本を読みました。
婦人科医・松村圭子さん監修、藤井昌子さん画による漫画です。
この中に、「膣トレで尿モレ予防&快感アップ!」っていう松村さんのコラムがあります。
タイトルでわかるように、このサイトの主旨にピッタリの内容なので、一部引用して紹介します。
以下引用
実は最近、若い女性にも尿モレが増えてるんだから油断しちゃダメ!
その場合も、原因は筋力低下よ。現代ではイス生活が中心だし、とごに行くにも乗り物があったりと、日常生活の中で筋肉を鍛えることが全体的に少なくなっているからね。昔は床に正座して、そこから立ったり座ったりすることで、自然と鍛えられてたんだけどねえ。
筋肉の問題なら鍛えればいいじゃん!ってことで、オススメなのが、骨盤底筋群の筋トレ。
といっても重いバーベルを持ってどうのというわけじゃなく、すっごく簡単よ。
まずは、膣を引き上げるイメージでお尻の穴をきゅっとすぼめるように力を入れる。ゆっくりと呼吸しながら、これをゆるめていく。
基本的にはこれの繰り返し。数分間で十分よ。疲れたり汗をかくほどやらなくていいわ。
ねっ、簡単でしょ?立ったままでも、座っていても、仰向けの姿勢でもOK。できたら一日に三回以上、思い立ったときにやってみて。
早めのペースで繰り返したり、実際におしっこをしているときに途中で止めてみたりなど、バリエーションをつけてみるのもよし。
仕事中の息抜きに、通勤電車での気分転換に、いつでもどこでも、周りに気づかれずにできるのよ。毎日数分間ずつ続けてみるといいわ。
しかもこれ、性的な感度が上がるっていううれしい副効用があるの。
膣周辺の感覚を毎日意識することで、感度アップにつながるのよ。それに、膣を締めたりゆるめたりすることをコントロールできるようになるから、セックスの相手にとっての快感アップにつながることも。尿モレ予防しながら快感アップなんて、一石二鳥だと思わない?
「女医が教える オンナの体のウソホント」95~96ページより
松村医師も、膣トレは尿モレ防止と感度アップに効果的と主張されています。
これについてはこのサイトでも何度か指摘しています。
膣トレで女性器の締まり・尿漏れ対策 効果のあるやり方や口コミ
松村医師が推奨している膣トレは、動作も簡単なので、いつでもどこでもできます。
道具も使わないため、家事の合間や通勤の途中でも、意識さえすれば実践可能です。
1回あたり数分間、一日三回くらいなら、細切れ時間を利用して続けられるのではないでしょうか。
膣トレにはいくつかの方法がありますが、どうしても効果が感じられないというケースもあるかもしれません。
そんな時には、外科的な手段で引き締める方法があります。
トレーニング効果が出ない時 レーザー照射や高周波で膣引き締め
このサイトでは、呼吸法やトレーニング動作、膣トレなど、膣ひきしめについてあれこれ紹介しています。
当サイトの膣関連コンテンツ一覧
しかし、あれこれ試してもどうしても引き締め効果が出ない時はどうすればよいのでしょうか?
締まりが悪いからといって、健康を害するわけではありませんが、どうしても気になる場合はレーザーや高周波で引き締める方法もあります。
日本ではまだ一般的ではありませんが、アメリカでは出産を経験した女性がレーザー治療で膣を引き締める例が増えているそうです。(これは形成外科医療に分類されます)
レーザーを使うといっても切ったりするわけではなく、施術時間も15分ほど。麻酔を使用するので痛みも最小限で済みます。
性行為も、痛みが許容範囲内であれば施術翌日からでも可能です。
レーザーではなく、高周波を使う引き締め治療もあります。高周波なので切ったり焼いたりはもちろん無し。傷跡は残らず、こちらは麻酔も必要ありません。
どちらも膣の引き締めには目覚ましい効果がありますが、まだ一般的な治療法ではないので、料金はかなりお高くなっています。レーザーの治療費は安くても10万円前後必要です。
エッチで大事なのは膣の締まりだけではありませんし、挿入だけがエッチでもありません。
高いお金をかけるより、とりあえずは膣トレをやってみては?と思いますが、「締まり」の悩みは本人にしかわかりません。
先天的な問題など、どうしても改善したいならレーザーや高周波で治療するのもアリではないでしょうか。