仕事で女性に指示する、女性を指揮して業績アップを目指す、という男性はあらゆる業種に存在します。

しかし悲しいかな、男性と女性は別の生き物。
 
女性にどう接すればいいのかわからない、と悩んでいる男性は多いのではないでしょうか。
 


 

男性が女性を指揮して働くコツ”ヒモになる”

美容アドバイザーの佐伯チズさんが、「女性の使い方が上手かった男性」のエピソードを「ほぼ日刊イトイ新聞」で紹介されていました。
 
 
ほぼ日刊イトイ新聞
https://www.1101.com/chizu/2009-06-01.html
 
それによると、上手くいく極意はなんと「男性がヒモになること」のようです。
 
これはどういうことなのでしょうか?
 
「指示する」「指揮する」というと、何かといろいろ話をするイメージがありますが、佐伯さんによるとそうでなくとも女性は動いてくれるのだそうです。
 
以下にポイントをまとめます。
 
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希少な”ヒモ”になるには?女性との会話や行動

佐伯さんが長く活動されていた化粧品業界は女性の世界ですが、現場の女性を男性が指揮するケースはあります。
 
そんな男性が女性をうまく使い、業績を上げるために佐伯さんが勧めるのがヒモになることなのです。
 
しかし実際には、それができる男性は極めて少なく、佐伯さんの長いキャリアでも一人しかいなかったそうです。

佐伯 「女の使い方」がすばらしかった男性は、わたしが見てきたなかではひとりしかいませんでした。
 
糸井 あ、ひとりいたんですね。それはすごい。
 
一同 (笑)
 
佐伯 いたんですよ。大学を出てるわけじゃない、高校卒業の学歴を持つ方でした。だけど、仕事の成績はいつも上位です。最終的にどこかの会社の社長になって、引退されましたけども、とにかく、女性の使い方がすばらしくて、まさしくヒモで‥‥

ヒモといっても、もちろん「女性に養ってもらって生活していた」というわけではなく、「上司として(ヒモのように)女性を操縦して働かせていた」の意味です。
 
しかし世の中には「女性が思うように動いてくれない」と感じている男性も多いはず。
 

 
どうすれば”ヒモ”になれるのでしょうか?佐伯さんの解説です。

佐伯 さきほど言いましたように、化粧品業界にいるのはほとんどが女性で、デパートのカウンターにいるのも女性です。
 
女の子を使うときに、どういうふうにするかというと‥‥
 
糸井 というと‥‥
 
佐伯 その方は、なんにも言わないんです。お昼と夕方にあらわれて
 
「今日、何食べに行きたい?」
「してほしいことあったら手伝ってやるよ、何やったらいい?」
「これ、差し入れだよ」
 
そういうことしか言わない。

企業では、「売上」や「業績」の数字が問われます。
 
上のように女性の希望を聞いてばかりだと、数字が上がらないように思えます。
 
その点この男性は以下のように対応していたそうです。

佐伯 月末になると、数字の話になります。
 
そういうときはこっちから「いくら欲しいの?」と訊くと、「300万」。
 
そうやって、地方で9ヶ所ぐらい周れば、2700万の売上があがります。だから彼は、常にトップだったの。
 
糸井 それはたしかに優秀なヒモ‥‥(笑)。
 
佐伯 「みなさんのおかげで、家族が食べさせていただいて、ありがとうございます」 彼は、そういうことしか言いませんでした。
 
よく、豚もおだてりゃ木に登る、と言いますでしょ?男の人にはヒモに、女の人には豚になりましょう、ということなんです。
 
女の人というのは、のぼってくれるものなんです(笑)。なぜなら、女のほうが、男気があるから。

佐伯さんのいう「ヒモになる」方法を、管理人なりにまとめてみると・・・

まずは女性の希望をかなえる
その後自分の希望を伝える
余計なことを言わない

 
ということかな?と考えるのですがいかがでしょうか。
 
女性を指揮する立場にある男性は佐伯さんの考えも参考にしてみて下さい。