男子は10代になると、自身のペニスへの意識が急に強くなります。

10代後半になると、一度は大きさ 形 陰毛などを気にするようになるでしょう。
 
中でも、包茎かどうかは悩みのタネになり得るようです。

包茎の状態をまずは把握する 手術が必要なケースは少ない

「自分は包茎じゃないか?」と考え始めたら、デリケートな話題だけに誰にも相談できず、ひとりで悩み続けるケースもあります。
 
 
「包皮を切除しないとダメなんじゃないか」
「このままじゃモテない」
 
などと思い詰めるようになると、ますます深刻な問題になります。家族にも話さず、美容整形外科をひとりで訪れることもあるようです。
 
男性医師アゴに手
 
まず強調しておきたいのは、
 
・仮性包茎であれば何の問題もないこと
・真性包茎であっても、病的症状は極めてまれなこと

 
の二つです。
 
「いますぐ手術を受けなくてはいけない」などという切迫したケースはまずありません。
 
当サイトととしては、包皮切除手術を安易に受けるのはおすすめしません。
 
手術なしでもできる対処法はいくつもありますし、多くの場合それは手術よりも安価です。

手術後のデメリット2つ

そして手術を受けても、手術跡が痛むなどのほかに、以下のような弊害が起きることがあります。
 
 
手術後のペニスの形状で悩む
特に子供が手術を受けた場合、「友達のちんちんと形が違う」と気にするケースは頻出します。子供の手術は慎重を期すべきではないでしょうか。
 
大人でも術後の形が気に入らず、形を整えるために再び手術を受けることもあります。
 

 
性感が低下する
包皮にも感覚器があるといわれています。そのため、包皮を切除すると性感が低下したと感じる人もいるようです。また、包皮があったほうが性交時に女性の性感も上がるとの主張もあります。
 
欧米では、切除した包皮をわざわざ回復させる手術を受ける男性もいます。
 
いずれも個人差のある話ですが、一度切除してしまうと包皮を再び回復させる(包皮を伸ばす)のは大変ですので、手術を受ける前によく検討しましょう。
 
さらには、当初提示された手術代金以外にも、あれこれと理由をつけて料金を追加し、法外な手術料を請求するクリニックもあるようです。
 
コンプレックスを感じている男性の弱み・不安につけこむ、許せないやり方です。
 

 
まずは手術以外の方法を試してみて、その後どうしても気になるのであれば、包皮切除手術を検討してみてはいかがでしょうか。
 
受けると決心したら、まずは泌尿器科を受診しましょう。
 
保険診療できる場合もあり、仮に保険がきかなくても、「手術には何十万円も必要」なんてケースはありません。