このコンテンツでは、オーガズム（絶頂）についてまとめています。
絶頂後に眠くなる理由や、いろんなオーガズムにまつわる雑学（役に立つかどうかは微妙な気もしますが^^）をお知らせします。
ちょっとした刺激でイッてしまう病気もあるようです！
絶頂感（または射精）後に眠くなるのは
女性が絶頂感（オルガスムス）を感じた後、あるいは男性が射精をした後は、急激に眠くなります。
絶頂感を感じる以前の性交中はノルアドレナリンというホルモンが出ています。
ノルアドレナリンは神経を興奮させる働きがあるので意識はハッキリと覚醒しています。
しかし絶頂感を感じた途端、眠気をもよおす働きのあるプロラクチンというホルモンが大量に分泌されます。
プロラクチンは副交感神経を優位にするので眠くなります。
この現象から、性交後に相手がすぐ眠ってしまった場合は相手が満足したというひとつの目安になります。
しかしながら、絶頂を迎えたから（射精したから）といって、男性が性交後に早々と眠ってしまうのは歓迎されません。
「射精してしまったらすぐ寝る男」というのは女性に評判が非常に良くないのです。
いわゆる「ムカつくこと」として頻繁に挙げられます。
女性が眠くなっていないということは、まだ満足していないということかもしれません。
自分だけではなく、相手の満足度にも気を配る優しさが必要です。（男は大変だ・・・）
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イキまくり病（イクイク病）とは
通称「イキまくり病」とは、女性がちょっとした刺激などで絶頂に達して（イッて）しまう病気です。
正式名称は「持続性性喚起症候群（PSAS）」と言います。
ホルモンバランスの異常や、薬の摂取が引き金になる（副作用として起こる）といった説がありますが、はっきりした原因はわかっていません。
性欲の強さとは関係がありません。
症候群として認知されたのも最近のことで、治療法はまだ見つかっていません（07年現在）。
日常でも頻繁にあるような他人との接触や、電車などの振動などでも強い性感を感じてしまうため、生活に支障をきたしてしまいます。
「潮吹き」「失神」という言葉を流行させたのは
いまでは「潮吹き」「失神」という言葉は普通に使われています。
これらの言葉を流行させたのは、官能小説作家の川上宗薫だといわれています。
川上宗薫は昭和30年にデビューし、芥川賞候補にもなっています。
川上氏は失神作家などとも呼ばれ、同時期の作家には宇能鴻一郎、富島健夫らがいます。
ちなみに「潮吹き」現象を医学的に解明したのはアメリカのマスターズ博士とジョンソン博士です。
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エナジーオーガズムとは
エナジーオーガズムとは、男性であれば射精を伴わないドライオーガズムの一種です。
エナジーオーガズムでは前立腺も刺激しません。
呼吸と骨盤周囲の筋肉の動きを連動させてオーガズムに達する方法で、ある程度の訓練が必要です。
やり方は以下のとおりです。
・鼻から息を吸い、一杯まで吸ったら口から吐く
・呼吸はごくゆっくり
・呼吸の際、骨盤庭筋（骨盤内部にある筋肉）を連動させる 吸うときに骨盤庭筋を緩め、吐くときにしっかり締める
簡単に書くとこんな感じですが、快感を感じるようになるには訓練しなくてはいけません。
男性も女性も可能です。
熟練してオーガズムに達するようになると、非常に強烈な快感を感じるため大声をあげることもあります。
北条麻妃のザ・シークレット・ゾーン 上級者でも知らないオーガズムスポット
メアリー・ローチ氏「オーガズムに関する10のこと」
サイエンス・ジャーナリストのメアリー・ローチ氏が、「あなたの知らなかったオーガズムに関する10のこと」というスピーチを行っています。
（原題はMary Roach「10 things you didn’t know about orgasm」です）
「ホントかな？」という内容もありますが紹介します。
胎児は子宮内でマスターベーションをする
超音波に関する医療報告書の中には、胎児がマスターベーションらしい動きをすることが記載されているものがあるそうです。
オーガズムを感じるのに性器は必要はない
・眉毛をなでるだけで達するケース
・脊椎を負傷しその傷の近くが非常に繊細になっているケース
・膝を愛撫することで達するケース
・歯ブラシで歯を磨くたびに達してしまうケース
死んでからも達することができる
脳死状態でも、脊椎を刺激することでオーガズムを引き起こすことができるそうです。
脳でなく、脊髄反射を観察することでオーガズムに達したかどうかがわかるそうですが・・・。
オーガズムは口臭を引き起こす
「理想の結婚」という本を書いたセオドア・ヴァン・デ・ヴェルデ氏（精液鑑定士）によると、性交後1時間以内に女性の口臭が精液のにおいになるそうです。
オーガズムはしゃっくりを治す
1999年、イスラエルのある男性のしゃっくりがいつまでも止まりませんでした。
いろんな方法を試しても止まらず、数日後しゃっくりをしたまま妻と性行為をしたところ、しゃっくりがピタリと止まったのだとか。
この話はカナダの医学ジャーナルに報告され、「しゃっくりを止めるにはマスターベーションもひとつの方法」と書かれたそうです。
かつての医師は不妊の処方箋としてオーガズムと書いていた
1900年初期、多くの産婦人科医は女性がオーガズムに達するとより精子が吸い込まれて妊娠しやすくなると信じていたそうです。
さらに古い時代には、妊娠するにはオーガズムは必須と思われていた時代もあるようです。
しかし養豚場では現在でもその理論を使っている
デンマークでは豚に人為的な刺激（5点刺激というそうです）を与えることで、豚の出産比率を6%も増加させることができると考えられています。
その他、
「人間以外の動物のメスは人間が思っているより楽しんでいる」
「人間のオーガズムを研究所で研究することは非常に難しい」
「オーガズムの研究は愉快である」
といったことが言及されています。
世の中にはいろんなことを研究している人がいるものです・・・。
