前ページまで、会話のネタをいかに増やすかを書いてきました。
 
いろんな体験をしたり人と会話することで、話題が増えてきて、「これはウケそう!」と思うネタもいくつかできた。
 
よし、いよいよ人に話すぞ!という段になるわけですが、ここでちょっと注意点を挙げておきます。

「会話の際に、これは意識しておくべきだろう」と私が気付いたポイントを紹介します。
 

 
異論があるかもしれませんが、それほど大ハズシはしていないと思うのでご覧下さい。

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まずは聞く

「口はひとつなのに耳がふたつあるのは、話すよりも多く聞くため」なんて言われるように、会話においてはまず聞くよう心がけるべきです。
 
自慢話や昔の武勇伝(?)など、しゃべり過ぎで嫌われるケースはいくらでもありますが、話を聞き過ぎて敬遠されたという話は聞いたことありません。
 
もちろん、黙~って聞き続けるだけでは会話が盛り上がらないので、あくまでバランスが大事ですが、まずは相手の話を聞き、主旨を正しく理解するのは、会話のキャッチボールには欠かせません。
 

 
「相手は話したがってるな」と感じたら、適切な相槌をうって聞き上手になりましょう。会話の相手としてこれほど重宝がられる存在はありません。
 
話のネタも増えますし。
 
※関連コンテンツです
女性にモテる話し方と相槌 あらゆる女性をモノにした?

これはウケる!と確信しているネタでも淡々と話す

この「淡々と話す」のは、おそらく会話全般で大事なポイントです。
 
やたら前のめりに興奮して話すと、周りがひいて場が冷めてしまうこともあります。
 
「面白い話があるんだよ」なんて前置きも不要です。わざわざハードルを上げることはありません。何事もなかったように話し始めましょう。
 

他人の悪口や誹謗・中傷は言わない

特にその場にいない人をこきおろすような会話は絶対禁物です。
 
容姿や外見を笑い物にするような話は論外です。
 

 
根拠のある批判であっても、おすすめできません。(残念ながら、往々にしてこういう話は盛り上がるものですが)
 
その場の話題が自然とそのように変化していったら仕方ありませんが、自分からそうした話題を切りだすのはやめましょう。

過度の自虐ネタはダメ

前のページで「失敗もネタにする」と書きましたが、これにも塩梅というものがあります。
 
「○○に失敗しちゃって、ホントにオレって何やってもダメなんだよね」といったニュアンスになると行き過ぎです。
 
上で「人の悪口は言わない」と書きました。
 
過度の自虐は、いうなれば「自分への悪口」です。聞かされるほうは、決して気分の良いものではありません。
 
女性が聞いたら「卑屈な男」と評価されかねません。
 
※関連コンテンツ
管理人が考えるモテない男
 
深刻さを出さず、あくまで淡々と自分のズッコケ話を語るべきです。
 

体験する際は話す相手を具体的にイメージする

例えばゴルフをするなら、「ゴルフ好きの○○さんと話す時のネタになりそうだ」「これは○○さんとの会話のネタに使えるぞ」と意識しながらプレイすると記憶の定着も良くなります。

フィーリングが合うかどうかがわかる?

やや脱線気味になりますが、「自分が面白い」と感じるネタを話して、相手が一緒に笑ってくれるのであれば、その人はもしかしたらあなたとフィーリングが合うのかもしれません。
 
個人的には、笑いのツボが同じなのは、フィーリングが合うと判断する要素のひとつと考えているので。
 
当サイトのフィーリング関連コンテンツ

カバーできる範囲の広いトピック

代表的なのは天気ですが、以下のような話題もネタを仕入れておくと、会話が盛り上がります。
 
・食べ物
グルメ関連の話題は相手を選びません。時間とお金があったら、ぜひ食べに行ってみましょう。
 
美味しいお店を知っておけば、デートにも使えて一石二鳥です。
 

 
・スポーツ
最近は、一般人参加型のイベントも多く催されています。
 
以下のような、昔ながらの大会や趣味と一緒にフォローしておけば、「それ、参加しましたよ!」なんて話になるかも。

春・夏の高校野球 市民マラソン 駅伝 プロ野球やJリーグなどプロスポーツ観戦 ゴルフ ジョギング ウォーキング 水泳 スキーやスノボなどウィンタースポーツ 筋トレ

 
実際に体験するのが理想ですが、高校野球やJリーグなどはそうそう体験できるものではないので、スポーツニュースで出場校などをフォローしておきましょう。
 
元高校球児など、何かスポーツに打ち込んだ人は熱く語ってくれるものです。
 

いまだに失言する管理人 それでも会話は続けます

最後に一言。
 
ここまで偉そうなことをツラツラと書いてきた私は、すでに名実ともにオッサンです。
 
オッサンになった私ですが、いまだに失言します。
 
それこそネタにすらできないような失言をして、夜ひとりで悶絶する、なんてことがいまだにあるのです。
 
さすがに経験は増えているので、昔に比べると「あぁ、何であんなこと言ったのか・・・」と後悔する回数は減っていますが、いまだに無くなりません。
 

 
「もう誰ともしゃべらず、ひとりの世界に閉じこもるか?」なんて考えることもたまにありますが、それでも私は誰かと会話をしております。
 
野球が上手くなるには野球を、サッカーが上手くなるにはサッカーをやらなくてはいけません。当たり前のことです。
 
会話が上達するには、人と話す必要があるのです。そうやって話し続けて、私は会話が上手くなったわけではありませんが、楽にはなりました。
 
「人と話すのは苦手だなぁ」という気持ちも私にはよくわかります。
 
失言して、落ち込む気持ちも痛いほどわかります。
 
それでも、いつかはまた誰かと会話してみて下さい。
 
試行錯誤しながらも、コミュニケーションを続けていれば、いつか特別な人が見つかり、特別な会話をする機会が訪れるかもしれません。
 
そうすれば、いろんな辛さを補って余りある楽しさを得られるのではないでしょうか。