男性器に関するいろんな話題を集めてみました。

実生活に役立つかどうかは微妙ですので、話のタネとしてご覧ください。

睾丸の話

地球上で睾丸が一番大きな動物はシロナガスクジラで、1個だけで約6kgもあります。
 
それでも体重比では2個分が1000分の1程度しかありません。
 
対して人間の睾丸は体重の250分の1もあり、体重比では人間が最も大きな睾丸を持つ動物です。
 
人間の睾丸が体の外に出ているのは精巣を少しでも冷やすためです。
 
また睾丸のシワは空気に触れる部分を増やして睾丸の温度を下げる働きがあります。
 
人間の精子は熱に弱いのです。
 
睾丸を温める環境(脚の上でラップトップパソコンを長時間使う、サウナに長時間入るなど)が長く続くと男性の生殖能力が落ちるという調査結果もあります。
 
アメリカの研究では、夏の最高気温が32~33度の場合、精子数が約14%減少し、運動精子数は約16%減少するそうです。
 
元気な精子を作るためには睾丸の温度を上げてはいけないということになります。
 
睾丸の適温は32~33度です。

ペニスの長さ・大きさの調査結果 ゾウのペニスなど

「欧米人のペニスは大きい」という先入観がないでしょうか。
 
性に関する研究で有名なアルフレッド・キンゼイ博士が、約5000人のアメリカ人男性のペニスを調査しました。
 
その結果、アメリカ人の勃起時の長さの平均は12.5~13cmでした。
 
とんでもなく大きいというほどではないのではありませんか?
 
その調査で最も長かったのは24cmだったそうです。
 

 
また、ちょっと古い記録ですが1935年にジェイコブスという研究者が世界中の民族のペニスを調査したことがあります。
 
そのときに30cmという最長記録があったそうですが、これは記録があまりにも古いこともあり信憑性は薄いようです。
 
ひとつの参考ということで。
 
ちなみに陸上で最大の動物、ゾウのペニスは勃起すると直径10~15cm、長さは1mにも達します。
 
さらにゾウのペニスは、その鼻のように自由に動かすことができます。
 
これはゾウの身体が非常に大きく、体重があまりに重いため挿入動作が制限されるためです。
 
またゾウは、性交前には人間で言うところの前戯を鼻で行い、お互いの気分を高揚させるそうです。
 
ゾウの鼻はピーナツをつまんだり、豆腐のような柔らかいものもつかめるほど繊細な動きができます。
 
 
ヘビのオスには2本のペニスがあり、半陰茎(ヘミペニス)と呼ばれています。普段は収納されていて、性交時に飛び出してきます。
 
2本出てくるため、偶然この光景を見ると、ヘビに足が生えていると勘違いされることもあります。
 
メスにも性器が二つあり、オスは片方のペニスを挿入して性交します(両方挿入する場合もあるようです)。
 
ペニスは一度挿入すると抜けないような形をしており、ヘビ同士が体をからませるようにして2~5時間ほども性交は続きます。
 
女医さん

”プレイボーイ”のシンボルがウサギになった理由

男性誌プレイボーイのシンボルマークはよく知られたウサギです。
 
なぜウサギになったかというと、
 
「ウサギは性欲が非常に旺盛だから」
 
ウサギには発情期が無く、いつでも交尾を行います。
 
交尾の時間は一回あたり1~2分ほどで、多い時には1日10回程度交尾します。
 

 
またウサギのメスは妊娠していても交尾を行い、さらには重複して妊娠することも可能だそうです。
 
ウサギには生理が無く、ウサギのメスは交尾中に排卵します。(この方が妊娠の確率が上がるとされています)
 
オスが性的に興奮すると、メスだけでなく鳥など他の動物にもしがみつくことがあります。人間にもくっつくことがあるそうです。
 
たしかに旺盛な性欲ですね・・・。

鼻と男性器の大きさの関連

「鼻が大きいとペニスも大きい」という俗説があります。果たしてこれは本当でしょうか?
 
結論から言うと、鼻の大小とペニスのサイズは無関係です。
 
一般に、ペニスのサイズは身長に比例しています。
 
例外はあるものの、一般に日本人より欧米人の方がサイズが大きいのは、欧米人の体格が大きいからです。
 
ちなみに、勃起時の日本人の平均サイズは、ハガキをタテにしたときの長さと非常に近いと言われています。

ペニスがどちらかに曲がっている理由

ペニスが勃起したとき、どちらかに曲がっているのに気付いた男性は多いでしょう。
 
中には真っすぐというケースもあるでしょうが、大抵はどちらかに曲がっています。
 
ある統計によると、「真っすぐ」と「右曲がり」がそれぞれ1割ずつ、「左曲がり」が8割という調査結果が出ています。「右曲がり」が3割で、「左曲がり」が7割という統計もあります。
 
いずれにしても「まっすぐ」ということは非常に少なく、また「左曲がり」のケースが圧倒的に多いのは間違いありません。
 
男性医師
 
なぜ「左曲がり」が多いのでしょうか?
 
俗説として「右手で自慰をすることが多いから」というものがありますが、これは正しくありません。
 
本当の理由は「男性器が左右二本の陰茎海綿体によりできているから」です。
 
つまり、体が成長するにつれ左右どちらかの海綿体の成長度に差が出てくるのです。
 
左右が全く同じ長さに成長する(つまり勃起した際まっすぐになる)のは非常にまれなことなのです。
 
左右の目の大きさが違うように、左右の海綿体の大きさが違うことが「曲がり」の原因になっているというわけです。
 
市販されているズボンには、股の部分の左側をわずかに大きめに作ってあるものがあるそうです。
 
ちなみに、「右曲がり」の方が気持ちいい、という女性の意見もあります。